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タクシー運転手の思ったことをカキコしていきます。また、投資に応用できる情報もあれば掲載していきたいとおもいます。
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こんにちは。運ちゃんです。

今回はタクシー会社に掛ってくる電話のお話です。(苦情と賞賛の電話)

どこの業界にも、お褒めの電話を貰う従業員と、苦情の電話ばかりある従業員が居ると思います。運ちゃんも前はサービス業で働いていましたが、よく褒められ、感謝の電話が入る従業員と、苦情の電話ばかり貰い、上司からいつも怒られている従業員がいました。

結構こういう事は多いですよね。

ところがタクシーの場合、褒められる運転手と、苦情を入れられる運転手が同じ運転手である場合が多いのです

よく、「近い客は嫌で、サービスを極端に悪くする」と言う運転手がいるという話を聞きますが、こういった運転手は、「長距離のお客さんには極端にサービスを良くする」為に、お褒めの電話もまた多いのです。

ですから、我々の歩合給制度では、一般の方が言うように「悪い運転手は、排除できるようにするべきだ!!」とか「タクシー協会や会社に苦情を言えば、そのうち首になるだろう!!」という事は、殆ど通用しないことが多いのです

会社のでは、「運転手○○は苦情も多いけど、褒められる電話も多いからな。大方、細かいことを気にする客が、重箱の端を突付くようなことを言ってくるのだろう。」くらいにしか、考えていないのです。(歩合給制度自体、運転手からのレンタル料を徴収しているような制度なので、運転手を首にするということは、レンタル料一台分の減収であるので、結局会社が損をすると見るので中々首にはしないのです。)

そのような訳で、タクシーの場合、悪い運転手ほど、良い運転手の部分も持つので、どこかの社長のブログのように、「悪い運転手をネットで晒せ!!」と言われても、同じ運転手に対して「彼は凄く親切で良い運転手」との評価も混在することになり、運転手の質を高める効果は無いのです。

唯一運転手の質を高めるのは、「固定給制度」で、これをやると会社は過剰なタクシーを減らさないとならないので(減車の分、効率を高めないと会社潰れる)、会社はしっかりと全てのお客さんに対しての接客サービスを向上させることになり、また運転手にとっても、会社が潰れると「安定した固定給職場を失う」ので、出来る限り一生懸命やるということになるのです。

今のタクシー業界は、歩合給制度という、タクシー過剰のぬるま湯制度にずっと漬かっていたいので、「固定給制度にすると、仕事しない運転手が出てくる」と言い訳するのです。
運ちゃんから言わせると、仕事しない運転手を多く抱えている会社は、従業員管理能力が低いということで、また努力不足会社は潰れれば良い訳で、逆に市場の浄化作用が働いたと見るのですが国土交通省には利権があるのか、歩合給制度を続けさせたいようです
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暢気なタクシー運転手。運転手やっていて色々とお客さんに教えてもらったことや、感じたことをカキコします。
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