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タクシー運転手の思ったことをカキコしていきます。また、投資に応用できる情報もあれば掲載していきたいとおもいます。
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どうもです。運ちゃんです。
タクシー業界も愈々変化しそうな気がする毎日です。この間も読売や日経にタクシーについての記事が載りましたね。

記事によりますと、上場大手タクシー会社が、タクシーを減車するようです。しかし、運ちゃんが事務所の管理職から聞いた話では、

業界はタクシー料金値上げの為に結束し、一時タクシー増車戦争は休戦。減車を形ばかりして、この秋以降の値上げを認めさせ、実際に料金の値上がり確認後、タクシー増車戦争の第二ラウンドのゴングがなる予定だ

という恐るべき話を聞きました。

最近よくある批判、「タクシーが多過ぎるという非効率な状態なのに料金値上げはおかしい」という批判だけをかわす為に、今回形ばかりに減車するそうです

会社の幹部たちは、「日本経済が03年から、回復傾向にあるが、もちろんいつまでも続かない。不景気になれば、また運転手になる人が入ってくるだろうから、今のうちに何とかタクシー料金を値上げしとける様にしたい
という事を考えているようです。

今後消費税も上がることですし、医療費の負担も上がります。おまけにタクシー料金まで、会社が更に儲ける為に値上げでは、正直お年寄が可哀相です
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こんにちは。運ちゃんです。

今回はタクシー会社に掛ってくる電話のお話です。(苦情と賞賛の電話)

どこの業界にも、お褒めの電話を貰う従業員と、苦情の電話ばかりある従業員が居ると思います。運ちゃんも前はサービス業で働いていましたが、よく褒められ、感謝の電話が入る従業員と、苦情の電話ばかり貰い、上司からいつも怒られている従業員がいました。

結構こういう事は多いですよね。

ところがタクシーの場合、褒められる運転手と、苦情を入れられる運転手が同じ運転手である場合が多いのです

よく、「近い客は嫌で、サービスを極端に悪くする」と言う運転手がいるという話を聞きますが、こういった運転手は、「長距離のお客さんには極端にサービスを良くする」為に、お褒めの電話もまた多いのです。

ですから、我々の歩合給制度では、一般の方が言うように「悪い運転手は、排除できるようにするべきだ!!」とか「タクシー協会や会社に苦情を言えば、そのうち首になるだろう!!」という事は、殆ど通用しないことが多いのです

会社のでは、「運転手○○は苦情も多いけど、褒められる電話も多いからな。大方、細かいことを気にする客が、重箱の端を突付くようなことを言ってくるのだろう。」くらいにしか、考えていないのです。(歩合給制度自体、運転手からのレンタル料を徴収しているような制度なので、運転手を首にするということは、レンタル料一台分の減収であるので、結局会社が損をすると見るので中々首にはしないのです。)

そのような訳で、タクシーの場合、悪い運転手ほど、良い運転手の部分も持つので、どこかの社長のブログのように、「悪い運転手をネットで晒せ!!」と言われても、同じ運転手に対して「彼は凄く親切で良い運転手」との評価も混在することになり、運転手の質を高める効果は無いのです。

唯一運転手の質を高めるのは、「固定給制度」で、これをやると会社は過剰なタクシーを減らさないとならないので(減車の分、効率を高めないと会社潰れる)、会社はしっかりと全てのお客さんに対しての接客サービスを向上させることになり、また運転手にとっても、会社が潰れると「安定した固定給職場を失う」ので、出来る限り一生懸命やるということになるのです。

今のタクシー業界は、歩合給制度という、タクシー過剰のぬるま湯制度にずっと漬かっていたいので、「固定給制度にすると、仕事しない運転手が出てくる」と言い訳するのです。
運ちゃんから言わせると、仕事しない運転手を多く抱えている会社は、従業員管理能力が低いということで、また努力不足会社は潰れれば良い訳で、逆に市場の浄化作用が働いたと見るのですが国土交通省には利権があるのか、歩合給制度を続けさせたいようです
運ちゃんです。7/4(水)の日経記事タクシー業界効率化急ぐ」との記事を読みました。運ちゃんのエリアに関係あるのは、これらの取り上げられた会社ではK中ハイヤーさんと飛鳥交通さんですね

実は先ほど、やっと帰宅。今までK中ハイヤーの運転手さんと一緒に駅で一時間待ちばかりしてました。いやー、今日は酷い収入でした。

それで、いつも思うのですが、日本経済新聞ですら、一般の方を誤魔化すつもりなのか、記事の中が矛盾だらけだと感じます。

まず、記事にはタクシー業界が効率をよくするために「タクシー台数を減らしている」動きがあると出ています。これは分かりますが、その後に「タクシー各社は運賃の値上げによって運転手の待遇改善を目指している」と書いてあります。

何かおかしいですね。タクシー台数が減れば、歩合給の運転手の収入が上がるわけで、何も運賃を上げなくても良いわけです。運賃が上がれば客離れが起きるのは確実ですから、またまた効率が悪くなるわけで、何故に運賃を上げたいのかが疑問です。
そういう意味では、ただ単にどんどんタクシーを減らせば良いだけで、タクシー減らすから、求人もいらないのに、それにもかかわらず、最近は「景気回復のために運転手の確保が難しい」と出ているのです。車を減らすのなら、確保しなくてもいいのではないでしょうか?

結局タクシー会社にとり、今日も運転手が一時間以上客待ちするという過剰な状態なのに、タクシーを増やしたい運転手の確保さえできれば、効率の悪くとも歩合給だから関係なく、タクシーをもっと増やしていたと白状したようなものですから、日経記事に訳あってタクシー減車したという内容が書いてあるのには、いったい何のことやら、真意が何処にあるか、はっきり分かりません。

そもそも「運転手の確保が難しい」のなら、運転手売り手市場になっているということなのに、手取りで13万円くらいで喘いでいる運転手ばかりなのは、何故か?

結局、日経新聞の編集者の方は、話がわかっていないか、或いは一般の方を煙に巻いているんでしょう。太字の見出しだけでも「運転手確保難しく」と「タクシー車両の過剰が指摘されている」とあり、「車両過剰なら、運転手を募集するなよ」と言いたくなります。それでいて、同じ日の別紙求人面では、「タクシー運転手募集45万可」というのが、今日も載っているわけです。(笑)

ところで神奈川エリアは今月の11日以降タクシー全面禁煙になるそうです。噂ですが、タクシー業界側が国土交通省に
「タクシー料金値上げさせてください」と頼んだそうです。
それで国(与党)からは、
「タクシー料金値上げを認めて欲しければ、国が推進している禁煙をタクシーで徹底して欲しい。それと引き換えに秋以降に値上げを認める
との回答を得ているという話を聞きました。

どうもです。いやー、今日は休みなんですが、天気は良くないし、お金もないので家で休みをとります。

最近は、どうもタクシーやってますと、人間の価値観が多様化してきたのを、よく感じ、正直付いていけないことがあります

タクシー運転手の中にも変わった運転手が多いですが、利用者の方の中にも変わったお客さん多いです。
例えば、露出狂の方。今までで一回だけ乗せました。女性の方で料金支払い時に、自分からスカート捲り上げて、下着を履いてない陰部を露出したのには驚きました

運ちゃんは 「やばっ、この客の頭は正常なのか?」と思い、「確か露出狂って、やられた人が驚いたりして、反応するのを喜ぶんだよな。」と考えたので、気が付かない風を装って料金を頂きました。

あとで古い運転手に聞くと
「いるんだよな。そういう客って、、、。特に若い女であ○こ見せればタクシー料金負けてくれるって考えてやる女がたまにいるよ。俺もやられたことある。」
とのことで、どうやらタクシー料金の免除や割引を期待してやる女の人がいるようです

その他驚いた変わったお客さんは、女性の中国人客で、740円の料金だったんですが、10円玉が大量に入った巾着袋から、10円玉を取り出して、74枚数えて支払ってくれた時には驚きました。今まで74枚もの10円玉で料金受け取ったりしたことはありませんでしたからね。

ま、丁度こちらも釣銭用の10円玉が不足してきた所だったんで、歓迎でしたが、、、。

★いやー、色々なお客さんがいますが、汚い系(ゲロ、ウンチ、オシッコ漏らす)と危ない系(タクシー強盗など)のお客さん。また支払いできないお客さん(無賃乗車)は、嫌ですね。
一年に何回か当たる事があるんで、当たった日は憂鬱になります。
運ちゃんです。

いやー、最近、運ちゃんが付けている駅周辺の一般道路では、警察がタクシーを路駐させてくれなくなりました。古い運転手によれば、
自民党がタクシー規制緩和失敗を指摘される原因となるタクシー長蛇の列を解消させようと警察に根回しした
ということらしいです。(本当かな?)

で、駅の乗り場に入れないタクシーは、マグロの回遊のようにグルグル駅の周りを回っていないといけない状態になりました。
この影響で売り上げは更に激減。尚更、近い客を嫌がり、遠距離客を喜ぶ風潮になりましたが、そんな状況下で、また、客の遠距離客離れが進む中で、希少なお客さんが、、、。今回のお話。

Hさんは、70歳くらいの女性で、よくタクシーに乗る常連さんです。そこまではよくある話ですが、彼女の住んでいるY地区は、最寄り駅から通常料金で3200円もする地区に住んでいます。
もうHさん夫婦は年金生活者ですが、なんとHさんは何にも用が無いのに、毎日運ちゃんの付けている駅までタクシーで出てくるのです。

朝 Hさんタクシーで駅へ  →  11時30頃タクシーで自宅へ  →14時頃、またまた駅へ  →  19時頃タクシーで自宅へ帰る

以上がHさんの標準の日課です。これが毎日です。片道だけで3200円するのに、2往復も毎日して頂けるなんて、本当にありがたいお客さんです。

で、何故駅に出てくるかというと、それは何と

タクシー運転手と雑談するため」  なのです!!!!

正直驚きです。私もお乗せしたことがありますが、とにかく機関銃のように喋りまくります。合槌打つのだけでも大変な位です。(笑)

で、ご本人の話を聞いていると、原因が分かりました。それは、以前Hさんが病気で入院していた時に、あろうことに旦那はお見舞いに来るどころか、浮気していたらしいのです。それが原因でヒステリーが入ったようです。

私が生死を彷徨っているあいだに、旦那は浮気していた。あの人は好き勝手にやってきたのだから、今度は私が好きにさせてもらう。あの人の退職金は全部私の物よ~」 

そして、入院が終わって退院するときにタクシーを利用したら、「その時の運転手が大変親切で、人当たりが、とても良く、それからタクシーファンになった。」
ということらしいのです。(笑)  その時の料金は12000円位だったとの事。そりゃ、昼間から、全然稼げない時間帯にそれだけの距離を乗れば、どんな運転手でも愛想がいいのは、当たり前と思いましたがね。(笑)

Hさんの旦那は退職される前は公務員だったそうで、相当の退職金が出たようですが、最近、Hさんのタクシー狂い生活が二年にもなり、どうやら退職金も使い果たし、今度は息子(東証一部某企業勤務)にお金を借りるようになりました

★いやー、ここまで来ると「タクシー依存症」の状態だと思いますね。結構長距離ですし、通常の運転手は、Hさんの「聞いて、聞いて」を当然のように接客として相手をするのですが、それがHさんの欲求を満たしているらしいのです。運ちゃんのいる駅に来ても駅待ちしている運転手に何か話をしたくて、いつも話しかけている状態です。(笑)
Hさんの旦那さんは、浮気について罪の意識があるのでしょう。「もう好きにしてやりたい」と思っているようです。(笑)


随分間が空きました。運ちゃんです。
いやー、だいぶ今の会社に慣れてきました。でも、ここの運転手たちは少々変わっている方が多いです。ま、面白いといえば面白いのですが、冗談なのか、本気なのか分からないところが怖いです。(笑)

運転手Y「おい、今、地球温暖化だとか騒いでいるじゃねえか。さて、質問です。地球温暖化はタクシー運転手にとって、プラスでしょうか?マイナスでしょうか?」

運ちゃん「うーん、マイナスですかね。昔からの気候のサイクルがズレたりするんでしょうからね。」

運転手Y「違うよ。温暖化するとモンスーン気候のように、スコールのような雨が急に降るようになる。天気予報でも読みにくい雨がな。急に雨に降られてみろ。已む無くお客はタクシー乗るしかねえだろう。」

運ちゃん「そんなもんですかね?都合よく、そんな気候に単純にならない可能性もありますよ。」

運転手Y「雨が降らんでもいい。夏場滅茶苦茶暑くなったり、冬は急に寒くなったり、温かくなったりしてみろ。年寄りは堪えるぞ~。これからは、年寄りが増えるからな。いずれにせよ、タクシーにはプラスなんだ。だから、もっとCO2が出るように吹かし気味に運転しないと駄目だぞ~。」

運ちゃん「いやー、それ位じゃ変わらない気がしますが。それに喘息とかの方が気の毒じゃないですか。」

運転手Y「それは、大丈夫。タクシーはCO2以外の物は、殆ど出しとらん。プロパンガスの組成知っているか?あの喘息の原因は、ガソリン車やディーゼル車の排気ガスに含まれる窒素酸化物や、硫化物が原因だ。」

運ちゃん「いや、Yさんは詳しいですね。前に化学系の会社に勤められていたんですか?」

運転手Y「そうよ。リストラされてさ。「月45万」とか書いてある求人広告を見て、タクシー業界に入ったが、会社の大嘘に騙されて、このザマよ。ま、この会社だけじゃなく、業界全体やっている詐欺だけどな。世の中なんざ、機会均等だとか言って、逆に不平等だからさ。人事考査だって、数値化しているわけでなく、結局は上司の主観が殆どだわな。」

運ちゃん「まあ、そうかもしれないですけど、、、、。」

運転手Y「ところで、ここの会社は、一日辺り、280kmを走らないといけないノルマがあるからな別に実車(お客さんが乗っている状態のこと)でなくてもいいんだ。空でいいから、トータルで一日280kmは走ってこないといけないから、注意しな。」

運ちゃん「何だか変ですね。客乗せないのに無理に走らないといけないなんて、燃料の無駄じゃないですか?」

運転手Y「確かにそうなんだが、燃料費なんて会社にとって、たかが知れているし、うちの社長に言わせると、うちのタクシーが走っていれば、宣伝にもなるから280kmは、空でもいいから走って来いとの指示だからな。
しかし、いい加減なもんだよな。国土交通省には燃料費が上がっているから値上げさせてくれとか理由付けしておいて、実のところ、殆ど燃料費気にしていない。気にしていたら、駅に一時間も運転手が待たせるなんて、会社がするわけないからな。」

運ちゃん「ま、歩合ですから、会社は調整利きますからね。燃料値上げの分は、タクシー運転手の取り分を歩合支給率を下げれば帳尻が合うはずですから。」

運転手Y「ま、そういうわけで、燃料消費して温暖化になって、雨降って売り上げ伸びれば万万歳よ。ふざけた国がやっている温暖化防止なんてとんでもねえ、規制緩和だとか言って、よく検討しないで、自由にタクシー増やせるようにしやがってよ。」

★いやー、Yさんは特別変わった運転手かもしれませんが、最近は「どうせ稼げない環境だから」とひねくれた運転手が多くなったような気がします。お客が路上で手を挙げても、乗せるか乗せないかは気分次第。
「どうせ近いところだと手取りで300円くらいにしかならないし、今月も給料12、3万だろ。だったら拾わなくても余り変わらんから、いいや」
とか口にして、気が付かない振りして通り過ぎるタクシーも多いようです
「駅からだと乗車拒否だと言われるが、路上からの手上げだと仮に通り過ぎて問題になっても、気が付かなかったと言えば、裁判になっても勝てるよ。」などと言い出す運転手も居て、本当にモチベーションが最悪の状態です。この状態何とかならないものでしょうかね。


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タクシー運ちゃん
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タクシードライバー
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自己紹介:
暢気なタクシー運転手。運転手やっていて色々とお客さんに教えてもらったことや、感じたことをカキコします。
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