タクシー運転手の思ったことをカキコしていきます。また、投資に応用できる情報もあれば掲載していきたいとおもいます。
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どうも運ちゃんです。
日経新聞4/22 26面にタクシー値上げについて取り上げられていました。この件について、「運ちゃんの見方はどうなのか?」とある方からメールを頂きましたので、取り上げたいと思います。 この記事では、 ステップ1 東京は六月にも ステップ2 労働条件を改善 ステップ3 地域の差拡大も と段階を踏んで値上げをする理由について書かれていますが、全般に「業界と国土交通省の言い分の二番煎じのようなことを言っているな」というのが、運ちゃんの読んだ感想です。 この記事は、まったくおかしなことに「需要と供給を無視して拡大投資(タクシー増車)した企業側と、そのような反資本主義的なシステム(歩合給)で、利益を上げることを認めている国土交通省」の問題に一切触れていないことです。 さて、値上げして「タクシー運転手の労働条件の改善する」と、記事には載っていますが、「値上げすれば、客離れが起き、タクシー運転手の労働条件が、より悪化する」という簡単なことが分からないのでしょうか?また、記事を書いた方は、ご自分で、「利用者が減っているのに、台数が増えた結果、、、。」と書かれていて、自分でおかしいことに気が付いていないようです。 あとは、今回の値上げにより、国土交通省は「運転手の労働条件が改善されるよう会社に注文をつける」とか言っておりますが、「規制緩和で格差があって当然と言っておいて、やっぱり運転手の賃金が気になり、その穴埋めをお客さんの金で埋めよう」などという、訳の分からないことがまかり通ってしまいました。 運ちゃんからすると、「違うでしょ。労働条件が悪くなったのは、必要のない過剰投資しても儲かる業界体質を認めているからで、決して運賃が安過ぎるからでない。これを是正しないで、無理に増えた分のタクシー償却費や、運転手の賃金をお客に負担してもらうのを正当だとする記事は、問題の本質を分かっていない記事です。」 と言う意見です。ま、必要のない程のタクシーは環境にも良くないですし、規制緩和前の台数まで、強制的に削減してからでないと、タクシーの値上げに正当性はないでしょうね。新聞の編集員の方は固定給で、業界経営者寄りの記事を書いて当然といえば、当然なんですが、全然知らない読者を誤魔化しているのには、なんとも納得行かない気持ちで書き込みました。 ★機会があれば、こういった記事を書いた方と、意見を交換してみたいですね。もっとも、「タクシー運転手募集」などの求人広告を載せている新聞社の方とは、話をする意味がないと思いますが、、、。(笑) PR |
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プロフィール
HN:
タクシー運ちゃん
性別:
男性
職業:
タクシードライバー
趣味:
投資・将棋
自己紹介:
暢気なタクシー運転手。運転手やっていて色々とお客さんに教えてもらったことや、感じたことをカキコします。
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