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タクシー運転手の思ったことをカキコしていきます。また、投資に応用できる情報もあれば掲載していきたいとおもいます。
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これまでで、一番想い出に残ったお客さん。

その方は以前から、よくタクシーを利用していただいた方で、この辺り(運ちゃんの営業していた地域)のタクシー運転手なら、大体の運転手は知っていると思います。年は65歳くらいで、これまで某大学の数学の教授をしていらしたということで、話されかたは理知的で、よく食事まで、おごっていただきました。(^o^)

最近、余り見かけなくなり、「元気にされているんだろうか?」と思っていましたが、この間偶然運ちゃんのタクシーに乗っていただきました。

運ちゃん「最近、余りお見かけしませんでしたが、元気にされていたんですか?」

年配のお客さん「いやー、家に閉じこもりきりで、出るのも億劫になってきたよ。それに収入も年金暮らしじゃから、収入に合った生活せんとね。年金もそれほど多くないのに、今の政府はどんどん税金を掛けてきておるし、まったく酷いもんじゃよ。」

運ちゃん「まー、どこも厳しいみたいですよね。我々タクシー運転手の生活も酷いもんですしね。」

年配のお客さん「そうじゃろう。ところで運転手の中にも、本当に馬鹿な運転手もいるのう。」

運ちゃん「えっ、馬鹿な運転手ですか?」

年配のお客さん「そうじゃよ。わしなんか、運転手の儲けなどを、考えて乗ってやっている。それなのにな、この前の日曜日、K交通のおばちゃん運転手と来たら、先生を乗せるよりも、駅付けしているほうが、よっぽど儲かります。」なんて言いおるんじゃ。わしも暇そ~な時間帯に電話して呼んで、二時間くらい買い物と食事に付き合ってもらって、料金は一万超えくらいになってだぞ、こんなことを言う運転手がいるんじゃからのう。」

運ちゃん「へーっ、日曜日の昼頃なんて、駅待ちしても一時間に一回くらいしか、お客を乗せられませんよ。先生をお乗せしているより、割のいい話なんて、まずないと思いますけどね。そんなことを言う運転手がいるんですか。」

年配のお客さん「そう思うじゃろう?駅にタクシー1台もいなくて、グルグル回転しているようなら、わしを乗せるよりも割りのいい確率もあるじゃろうけど、あんな暇しているのに、そんなことを言う、計算もできない運転手いるんじゃからのう。」

年配のお客さん「ところで今度の選挙、何党に入れるか決めた?まさか自民に入れないじゃろうのう。自民なんて入れちゃ、駄目だぞ。規制緩和や、年金生活者への負担増大や、その他諸々良くない政党じゃからのう。」

運ちゃん「いやー、まだ決めていなくて、何を基準に選んでいいのやら、、、。」

年配のお客さん「自民党が与党から転落したことがないから、やりたい放題なんじゃ。一回でも与党から野党に落ちることがあれば、次からはやりたい放題できなくなるわな。わしは憲法護憲派の社民党に入れたいのじゃけど、如何せん勢力が弱く、投票しても意味がないんじゃ。だから、しかたなく第二勢力の民主党に入れるんじゃ。国民の多数は馬鹿だから、生活苦しいとか言いながら、自民党に入れてしまうんじゃ。不思議じゃのう。」

運ちゃん「しかし、民主党も同じじゃないですかね~。」

年配のお客さん「そうかも分からん。しかし、まだ与党やったことがないんだから、一期くらいやらせてみてもいいじゃろう。悪かったら、次の選挙で別なのにやらせればいい。とにかく、一回は自民を与党から落とさなければ、自民党がやりたい放題なのは、今までの経緯でわかるじゃろう?」

運ちゃん「確かにそうですね。やらせる機会が一度もなしで、「駄目な政党」と決めるのは可哀相ですね。」

年配のお客さん「そうじゃ、そこでじゃ、わしからちょっと頼みがある。運転手さんなら、色々な層のお客さんを乗せるじゃろう。その中で支持政党なしの無関心派の人に是非選挙へ行き、民主党に入れるようにするんじゃ。今の話をどんどん話して、納得して貰うんじゃ。それしか、社会の底辺で生活している人を救っていく方法はないんじゃ

運ちゃん「しかし、タクシー運転手に政治の話は厳禁という習慣がありまして、ご期待に沿えるかどうか。」

年配のお客さん「別に自民党支持者を無理に変えようとするするわけじゃない。わしの言うのは、あくまで無党派層の人に、「こういう考え方もありますよ」と提案するだけなんじゃ。よく考えれば、自民独裁じゃ、世の中の為にはならんじゃろうに多くの国民は馬鹿なのか、気が付かないんじゃ。
第一、規制緩和による競争を自民党は謳っているんじゃぞ。だったら、政治も一回は民主党が与党になるようにすれば、野党になった自民党も「まずい!!」と思い、もっと本当に国民向けの政策を採るはずじゃ、そうやって自由競争させればいいんじゃ。何も我々だけが自由競争でつらい思いをする必要はないんじゃ。言いだしっぺの自民党にも、「野党に転落するかも」の恐怖を植えつけるんじゃ。頼むぞ。運転手さん」

★こう言い残して降りて行かれましたが、現在の規制緩和と、その後を見ていると、運ちゃん自身は、この先生の言いたいことが良く分かる気がします。ちなみに毎回乗るたびに3000円以上の料金の所を乗っていただいてました。
これまで先生(年配のお客さん)には感謝の気持ちで一杯です。

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