タクシー運転手の思ったことをカキコしていきます。また、投資に応用できる情報もあれば掲載していきたいとおもいます。
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どうもです。今回取り上げるのは、「個人タクシー試験」についてです。
個人タクシーと言えば、我々タクシー会社勤務のタクシーから見れば、夢の夢。年収が一気に三倍近く増える(と言っても、場所によりますが600万円/年収くらい)ので、試験に受けられる条件なら、すぐにでも受けたい試験です。 さて、この試験ですが、実は非常におかしな試験です。それは、何かと言うと、ある運転手のいつも駅付けしている駅とは関係のない、とんでもない場所について答える地理試験があるからです。 例えば、横浜駅に付けているドライバーが、個人タクシーの試験を受けると、緑区の中山駅周辺の質問が出たり、平塚市周辺でやっている運転手に、座間駅周辺の地理を尋ねたりと、実用上意味の殆どないことばかりの試験なのです。 たしかに深夜たま~に、遠くの方へ行く事はありますけど、タクシー運転手に求められるのは、例えば、「ここからだと、R467藤沢街道を通って、○○経由して、何処何処方面まで行って、目的地の市町村に入ったら、お客さんに尋ねる」もしくは、カーナビの指示通りに走る(もちろんお客さんに断ってから)などを求められているだけで、何も平塚周辺の運転手に、座間市のとても小さい公園の地理を知って欲しいとは、お客は求めていない訳です。また、運転手も試験が終わったら忘れています。(笑) この辺りが、とてもお役所的で通っていて、なるべく受験者を落として「個人タクシーになれる人を少なくしよう」という魂胆が丸見えなのです。 まあ、それというのも、年収250万くらいの運転手が個人タクシー運転手になると、突然王侯貴族(年収600万くらい)になってしまうので、簡単だと皆個人タクシーになるので、とても困るわけです。もちろん、困るのは、タクシー会社と天下り先の一つとして確保しておきたい国土交通省と、タクシー会社からの政治献金期待している議員さんに他なりません。 ★彼らの言い分は、個人タクシー試験を難しくしないと、質の悪いドライバーばかりになってしまうので、試験や受験資格を難しくしている」というのが言い分です。 しかし、私から見ると質の悪い原因は、歩合給で生活保護より給料が少ない事にあるのに、無線でとんでもない所に呼び出されたり、会社の都合で事務所勤務にさせられたり(歩合給なので、収入0。ただし、対外的には支払っているように帳簿を合わせている。)と、需給を無視した歩合給に原因が有ります。 質の悪いドライバーが原因なら、個人タクシーの参入は簡素化して、問題や苦情が多い個人タクシーは、免許を取り上げればいいだけの話ですからね。 個人タクシー試験の問題から見ると、自民党の方は、「自由化により、既得権益の打破により経済活性化させる」とか言ってますが、実は自分たちの既得権益は、しっかり守りたいみたいですね。(笑) PR |
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