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タクシー運転手の思ったことをカキコしていきます。また、投資に応用できる情報もあれば掲載していきたいとおもいます。
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運ちゃんです。やっぱり再就職先はタクシーしかなさそうですが、どこも横並びの超低待遇の業界で、少しでもマシなところを見つけるしかないようですね。

さて、何とも希望の持てない人間の一人になってしまった運ちゃんですが、今までで一番悲しい話を聞かせてもらったのは、救急隊員のお客さんからです

最近は高齢化、核家族化社会。救急隊員のお客さんによれば、結構可愛そうな境遇のお年寄りが多いそうです。介護が面倒だということでの虐待、又はネグレストで、殆ど介護を放棄した結果による床ずれなど、他人である救急隊員の方が家族に抗議したいケースが幾つもあるそうです。

一番悲惨なのは、高齢者の孤独死だそうで、冬の季節などは、ベッドからずり落ちて、体を起こす筋力もないため、そのまま凍死してしまう人もいるそうです。

救急隊員の方「俺は絶対に介護が必要になって、家族の世話になるくらいなら死んだほうがいいね。自分のこともできなくなったらね。自分個人のことに関しては、絶対にこうなったら、生きていないと思うね。」

運ちゃん「やっぱり相当高齢者の要介護の方で、辛い思いをされている方を職業柄たくさん見てこられたからじゃないですか?」

救急隊員の方「そう、もう俺は○年救急隊員やっているけど、いろんなケースを見てきたからね。人手が昔のようにいなくて、介護が大変なのはわかるよ。でも、本当に酷いというか、悲しいケースを一杯見てきた。介護されるほうも、する方も、地獄のようなケースが多々あったね。」

救急隊員の方「だから、自分の事に関しては、介護が必要になったら死んだほうがいいと思うね。」

★救急隊員の方は涙ながらに語ってくれました。既に日本流の家族の形態が維持できない以上、規制緩和の流れと同じで仕方のないことなんでしょうか?
国際スタンダードの社会は、本当に日本の将来に必要なのか?極めて疑問視したいです。
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どうもです。運ちゃんですが、求職は難しいです。(>.<)

景気回復で求人増とか言っても、それはスキルのある人の話で、運ちゃんには無縁のことなので、「やっぱりタクシー業界しかないのかな?」と、どうしてもタクシー求人に目が行ってしまうんですね。(^。^@)

このままでも仕方がないから、「ネット喫茶を宿泊場所として、タクシー運転手を再開するか、寮つきの会社を見つけるか、事情を話して娯楽室&仮眠室(どこのタクシー会社にも有ります)に泊めさせてもらうかして、またタクシーやるしかないのかな~」と考える始末です。

しかし、この業界は、辞める前あたりなどは、運転手は駅で一時間待ちは当たり前。まわりの運転手も、かなり荒んでいました

ある運転手E「最近、国道○号の立体の下で、悪ガキどもがスプレーでいたずら書きしているよな。今夜もやっていたぜ。」

運ちゃん「警察に通報したんですか?見逃していると何回でも落書きしますよ。」

ある運転手E「そんなの俺が言うことじゃないし、社会がおかしいからガキたちも、あのようになるんだろう?第一、我々歩合給なんだから、そんなことで時間潰されるのは御免だし、稼げなくしたのは社会なんだからよ。」

運ちゃん「・・・・・・・」

また、ある運転手Aは「今日、凄いもん見ちゃったよ。この雨の中で、俺の前に走っていたオートバイがスリップして、自爆してやがってよ。驚いてハンドル切ってかわしたぜ。」

運ちゃん「そのライダーは大丈夫だったんですかね?」

運転手A「多分、大丈夫じゃねえの。バックミラー見ていたら、起き上がるのは見えたからね。それより雨で駅は着ハッチー(タクシーが駅に着くなり、お客を拾える事)だったから、自爆ライダーなんて、構ってられないって言うの。おめえも判るだろ!!ノルマ行かないとどうなるか!!こっちが干上がっちゃうだろうがよ。」

運ちゃん「でも、そのライダーは体を強打したんじゃないですか?」

運転手A「そんなの俺が轢いた訳でもねえし、雨の中をバイクでスピード出している本人が悪いんだからな。酷かったら自分で救急車呼ぶだろ。それより、この前の日曜の売り上げが悪かったから、こういう日に稼がないとノルマ行かないぞ!!

運ちゃん「・・・・・・・」

★いやー、運ちゃんが辞める前は、ここまで落ちぶれた運転手まで、出て来ていましたからね。いくら仕事がなくても、またタクシー運転手やるのは憂鬱です。
かと言って、彼らの言うことは本当のことですし、会社は休憩時間も取らないで、目一杯やって丁度ノルマに行くか、行かないかの所に目標を設定してますからねノルマに行かないと売り上げの35パーセントくらいしか貰えなくなりますから、月の売り上げ40万の手取り35%じゃ、生活するのが、極めて厳しいです。
どうも運ちゃんです。

日経新聞4/22 26面にタクシー値上げについて取り上げられていました。この件について、「運ちゃんの見方はどうなのか?
とある方からメールを頂きましたので、取り上げたいと思います。

この記事では、
ステップ1 東京は六月にも 
ステップ2 労働条件を改善 
ステップ3 地域の差拡大も

と段階を踏んで値上げをする理由について書かれていますが、全般に「業界と国土交通省の言い分の二番煎じのようなことを言っているな」というのが、運ちゃんの読んだ感想です。

この記事は、まったくおかしなことに「需要と供給を無視して拡大投資(タクシー増車)した企業側と、そのような反資本主義的なシステム(歩合給)で、利益を上げることを認めている国土交通省」の問題に一切触れていないことです。

さて、値上げして「タクシー運転手の労働条件の改善する」と、記事には載っていますが、「値上げすれば、客離れが起き、タクシー運転手の労働条件が、より悪化する」という簡単なことが分からないのでしょうか?また、記事を書いた方は、ご自分で、「利用者が減っているのに、台数が増えた結果、、、。」と書かれていて、自分でおかしいことに気が付いていないようです。

あとは、今回の値上げにより、国土交通省は「運転手の労働条件が改善されるよう会社に注文をつける」とか言っておりますが、「規制緩和で格差があって当然と言っておいて、やっぱり運転手の賃金が気になり、その穴埋めをお客さんの金で埋めよう」などという、訳の分からないことがまかり通ってしまいました。

運ちゃんからすると、「違うでしょ。労働条件が悪くなったのは、必要のない過剰投資しても儲かる業界体質を認めているからで、決して運賃が安過ぎるからでない。これを是正しないで、無理に増えた分のタクシー償却費や、運転手の賃金をお客に負担してもらうのを正当だとする記事は、問題の本質を分かっていない記事です。」

と言う意見です。ま、必要のない程のタクシーは環境にも良くないですし、規制緩和前の台数まで、強制的に削減してからでないと、タクシーの値上げに正当性はないでしょうね。新聞の編集員の方は固定給で、業界経営者寄りの記事を書いて当然といえば、当然なんですが、全然知らない読者を誤魔化しているのには、なんとも納得行かない気持ちで書き込みました

★機会があれば、こういった記事を書いた方と、意見を交換してみたいですね。もっとも、「タクシー運転手募集」などの求人広告を載せている新聞社の方とは、話をする意味がないと思いますが、、、。(笑)
無題こんにちは。運ちゃんです。

いやー、最後の勤務が終わり、今は求職中です。思えば運ちゃんは、五年前に求人広告で「四十万円可」に引き付けられて、タクシー運転手に応募してしまいました。

勤務条件その他も色々検討してみたんですが、「これならなんとかやれるかな」と思っていたんですが、結局は歩合給な為、休憩時間なども「自発的に返上しなければ、ノルマにいかず、手取り13万円決定」になるようにしてあったんですね。(笑)やっぱりそういうもんだとは、入ってみなければ解らないですよね

上のタコグラフは一回の勤務の一例ですが、運ちゃんのものではありませんので、念のため。もし、これから「タクシー運転手やりたい」と言う方には、勤務時間などが掴めると思います。ただし、この日は雨の日で、超多忙な日の物ですので、どうかあしからず。こういう日に休憩返上で働いて置かないと、暇な日は、一時間待ちは当たり前なので休憩は取れません。

もっとも、毎回勤務でこれ位動いても、実際のところは、最高で手取り25万くらいでしょうね。一般道の道路標識は、40キロ制限が多いですが、普通の車が市内を走っていて、一時間当たり20キロくらいしか走っていないでしょうから、ま、理屈で行くとワンメーター客(2KMで往復4KMとすると)五回(一時間当たり)くらい捌ければいい方だという計算になりますからね。それに比べると、電車や飛行機はいいですね。(^。^@)

その他では、タクシー運転手は、一日の体内リズムが崩れますので、ご注意を!!(タコグラフ見れば解ると思いますが、、。)

これまでで、一番想い出に残ったお客さん。

その方は以前から、よくタクシーを利用していただいた方で、この辺り(運ちゃんの営業していた地域)のタクシー運転手なら、大体の運転手は知っていると思います。年は65歳くらいで、これまで某大学の数学の教授をしていらしたということで、話されかたは理知的で、よく食事まで、おごっていただきました。(^o^)

最近、余り見かけなくなり、「元気にされているんだろうか?」と思っていましたが、この間偶然運ちゃんのタクシーに乗っていただきました。

運ちゃん「最近、余りお見かけしませんでしたが、元気にされていたんですか?」

年配のお客さん「いやー、家に閉じこもりきりで、出るのも億劫になってきたよ。それに収入も年金暮らしじゃから、収入に合った生活せんとね。年金もそれほど多くないのに、今の政府はどんどん税金を掛けてきておるし、まったく酷いもんじゃよ。」

運ちゃん「まー、どこも厳しいみたいですよね。我々タクシー運転手の生活も酷いもんですしね。」

年配のお客さん「そうじゃろう。ところで運転手の中にも、本当に馬鹿な運転手もいるのう。」

運ちゃん「えっ、馬鹿な運転手ですか?」

年配のお客さん「そうじゃよ。わしなんか、運転手の儲けなどを、考えて乗ってやっている。それなのにな、この前の日曜日、K交通のおばちゃん運転手と来たら、先生を乗せるよりも、駅付けしているほうが、よっぽど儲かります。」なんて言いおるんじゃ。わしも暇そ~な時間帯に電話して呼んで、二時間くらい買い物と食事に付き合ってもらって、料金は一万超えくらいになってだぞ、こんなことを言う運転手がいるんじゃからのう。」

運ちゃん「へーっ、日曜日の昼頃なんて、駅待ちしても一時間に一回くらいしか、お客を乗せられませんよ。先生をお乗せしているより、割のいい話なんて、まずないと思いますけどね。そんなことを言う運転手がいるんですか。」

年配のお客さん「そう思うじゃろう?駅にタクシー1台もいなくて、グルグル回転しているようなら、わしを乗せるよりも割りのいい確率もあるじゃろうけど、あんな暇しているのに、そんなことを言う、計算もできない運転手いるんじゃからのう。」

年配のお客さん「ところで今度の選挙、何党に入れるか決めた?まさか自民に入れないじゃろうのう。自民なんて入れちゃ、駄目だぞ。規制緩和や、年金生活者への負担増大や、その他諸々良くない政党じゃからのう。」

運ちゃん「いやー、まだ決めていなくて、何を基準に選んでいいのやら、、、。」

年配のお客さん「自民党が与党から転落したことがないから、やりたい放題なんじゃ。一回でも与党から野党に落ちることがあれば、次からはやりたい放題できなくなるわな。わしは憲法護憲派の社民党に入れたいのじゃけど、如何せん勢力が弱く、投票しても意味がないんじゃ。だから、しかたなく第二勢力の民主党に入れるんじゃ。国民の多数は馬鹿だから、生活苦しいとか言いながら、自民党に入れてしまうんじゃ。不思議じゃのう。」

運ちゃん「しかし、民主党も同じじゃないですかね~。」

年配のお客さん「そうかも分からん。しかし、まだ与党やったことがないんだから、一期くらいやらせてみてもいいじゃろう。悪かったら、次の選挙で別なのにやらせればいい。とにかく、一回は自民を与党から落とさなければ、自民党がやりたい放題なのは、今までの経緯でわかるじゃろう?」

運ちゃん「確かにそうですね。やらせる機会が一度もなしで、「駄目な政党」と決めるのは可哀相ですね。」

年配のお客さん「そうじゃ、そこでじゃ、わしからちょっと頼みがある。運転手さんなら、色々な層のお客さんを乗せるじゃろう。その中で支持政党なしの無関心派の人に是非選挙へ行き、民主党に入れるようにするんじゃ。今の話をどんどん話して、納得して貰うんじゃ。それしか、社会の底辺で生活している人を救っていく方法はないんじゃ

運ちゃん「しかし、タクシー運転手に政治の話は厳禁という習慣がありまして、ご期待に沿えるかどうか。」

年配のお客さん「別に自民党支持者を無理に変えようとするするわけじゃない。わしの言うのは、あくまで無党派層の人に、「こういう考え方もありますよ」と提案するだけなんじゃ。よく考えれば、自民独裁じゃ、世の中の為にはならんじゃろうに多くの国民は馬鹿なのか、気が付かないんじゃ。
第一、規制緩和による競争を自民党は謳っているんじゃぞ。だったら、政治も一回は民主党が与党になるようにすれば、野党になった自民党も「まずい!!」と思い、もっと本当に国民向けの政策を採るはずじゃ、そうやって自由競争させればいいんじゃ。何も我々だけが自由競争でつらい思いをする必要はないんじゃ。言いだしっぺの自民党にも、「野党に転落するかも」の恐怖を植えつけるんじゃ。頼むぞ。運転手さん」

★こう言い残して降りて行かれましたが、現在の規制緩和と、その後を見ていると、運ちゃん自身は、この先生の言いたいことが良く分かる気がします。ちなみに毎回乗るたびに3000円以上の料金の所を乗っていただいてました。
これまで先生(年配のお客さん)には感謝の気持ちで一杯です。

皆さん、こんにちは。運ちゃんです。

どうも「タクシーを辞める」と書いてから、急にコメントとメールを沢山頂きました。これまで人気のない普通のブログでしたから、「ありがたい」のですが、「おしまいという時になって、いろいろ反応していただくことになるとは、、、。」と正直複雑な気分です。(笑)

ただ、このタクシーを取り巻く問題は、自分が辞めるからといって「無関心」でいられない問題と感じています。現に値上げの件もありますし、「よりフェアな社会の実現を希望」という意味でも、問題が大有りだと思います。

そこで私なりに、タクシーの問題点のことを考えて見ました。

1、運転手の歩合給制は、昔、運転手の生活、会社の存続、一般の方の負担できるだろう推定料金の三拍子を考えた結果、「需給を国の方で調整すれば可能」というバランスの中から、専門家たちにより考えられてきた。
以上のことを踏まえての運ちゃんの意見は、

→これからは需給調整を撤廃し、自由競争だと主張するなら、歩合給を禁止するべきだと思います。自由競争なのに、会社が過剰投資しても損しないのは、明らかにおかしいです。もっと設備投資(タクシー増車、運転手雇用拡大)したいのなら、自らの努力で客を増やすべきで、タクシーが無駄に並ぶ環境になると、赤字にならなければ、おかしいです。この点、固定給制になれば、会社の都合で無駄にタクシー増やしたとしても、客を乗せられずに駅に並ぶことになり、当然会社は固定給分だけ損をすることになります
この結果は、会社の様々なサービスにより、お客さんを増やそうとの行動になって現れるはずです。もっとも私の推定では、タクシー運転手の2/3はリストラになると思いますが、、、。(それだけ需要のない業界に運転手を雇用しすぎていると思います。)

2、第二番目は環境問題です。必要のないタクシーを増やすと、無駄にCO2を排出し、温暖化の原因になると思います。

→「何故、スーパー・コンビニのゴミ袋まで、環境への配慮で、問題になっているのに、国は無駄なタクシーが増えているのを放置するのか?」理解できません。運ちゃんも一度、環境省の方へ、氏名、住所を明らかにして問い合わせたことがありますが、いまだ音沙汰無しです。

やはり何か裏があるようです。やっぱり業界と国土交通省の癒着に国会議員さんの利権でも絡んでない限り、ここまで矛盾が酷いのは考えられません
次回は想い出のお客さんの件を書き込めたら、書きたいと思います。



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タクシー運ちゃん
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タクシードライバー
趣味:
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自己紹介:
暢気なタクシー運転手。運転手やっていて色々とお客さんに教えてもらったことや、感じたことをカキコします。
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